知っ得!旬のネットサービス
手持ちの地図を地図アプリ化してスマホやPCで利用できる「Stroly」
緯度・経度を対応付けることでGPSと連動、紙の地図を持ち歩かずに済む
2017年3月16日 06:00
本連載では、最近新しくリリースされたか、またはネットで話題になった“旬の”ネットサービスを週替わりで紹介する。
「Stroly」は、ローカルの地図をアップロードし、オンライン化するサービス。手書きの地図や観光地図を紙のまま持ち歩くことなく、PCやスマートデバイス上でGPS機能付きで利用可能になる。
利用にあたっては手持ちの地図をスキャンするなどしてデータ化したのちアップロード。地図上の任意の地点を緯度・経度へ対応付けることによりGPSと連動し、地図アプリに似た使い勝手で使えるようになる。対応付けは実際の地図に対して複数のポイントを指定する仕組みを採用しており、実際の縮尺と異なっていても利用可能。作成したマップコンテンツにはピンを立てる機能が用意されており、お気に入りのスポットやお勧めの場所、史跡などを登録できる。
サイトには著作権がクリアされた多数の地図がカテゴリや地域ごとに登録されており、実際にGPS付きで利用可能。英語や中国語、韓国語などでの表示にも対応する。なお現時点ではα版という位置づけで、非商用目的に限って無料で利用できる。また、新たに地図を登録する場合は著作権に注意しよう。
ソフトウェア情報
- 「Stroly」
- 【提供元】
- (株)Stroly
- 【利用料】
- 無料(非商用利用のみ)