簿記における仕訳の基本を手軽に練習「DRAG&DROPで学ぶ仕訳」
簿記検定に向けて準備は万端? パネルのドラッグ&ドロップで仕訳の基本を理解
(11/05/27)
簿記の基本的な仕訳をドラッグ&ドロップで手軽に練習できるソフト。仕訳とは、帳簿を記載する際に、資産や費用などの増減の内訳を科目ごとに分類し、借方・貸方へ振り分けること。本ソフトは、問題文として提示される取り引き内容に応じて、資産、負債、純資産、費用、収益といった項目を借方・貸方へ振り分けることのみを重点的にトレーニングできるのが特長だ。具体的な科目の分類などは必要ないため、現金の増加または減少が借方と貸方のどちらに当てはまるのかを気軽に理解したい人にオススメ。
起動画面で“学習”をクリックすると、“初歩”“日商2級”“日商3級”という3つのレベルが表示されるので任意のレベルを選択しよう。するとウィンドウが切り替わって上部に問題文が表示されるので、画面内の“資産”“負債”“純資産”“費用”“収益”という各項目パネルを、中央部分にある借方・貸方いずれかの領域へドラッグ&ドロップすればよい。正解すると画面下部に赤文字で“正解!”と表示され、続いて詳しい勘定科目と金額が表示される仕組みだ。不正解の場合は何も表示されないので、ドラッグ&ドロップをやり直して再チャレンジするか、わからないときは[ギブアップ]ボタンをクリックしよう。ギブアップ後は正解時と同じように、借方・貸方の欄に正しい勘定科目が表示される。
仕訳の基本を理解したい人は、勉強の合間に本ソフトをサポートとして使ってみてはいかがだろうか。また問題を自作することも可能なので、6月12日に実施される日本商工会議所主催の簿記検定へ向けた追い込みに使うのもよいだろう。なお動作には、.NET Framework 2.0が必要。
- 【著作権者】
- OKACHU 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows XPで動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0