マルわかり!Windows 10 Mobileガイド
第19回Windows 10 Mobile標準の「マップ」アプリは使い物にならない!?
「MapFan」などの代替アプリをインストールする
2016年7月29日 08:00
Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsの他、OSを取り巻く旬の話題などを日替わりで紹介する。
標準の「マップ」は日米の機能差が大きい
非常に残念だが、日本に限ればWindows 10 Mobileの「マップ」は役に立たない。例えば地図の向きを変えると、地図上の地名や建物名もそのまま角度が変わるため、視認性に問題がある。Windows 8.x時代から続く問題だ。
そのためWindows 10 Mobileを使う我々としては、代替アプリを使った方が日々の利便性も大きく向上する。執筆時点でのおすすめは「MapFan」だ。ローテートで地図の向きを変更できないが、拡大縮小は比較的すばやく、スポット名や住所による検索の応答性も高い。
GoogleマップをWindows 10 Mobileで使用するアプリは「gMaps」が有名だが、Windows 10に最適化されていない。そこで筆者としては「Maps App Discovery」を推奨する。Google Maps APIを利用し、Googleマップの機能をWindows 10 Mobileから利用可能にするというアプリだ。現在は好みに応じて使い分け、標準の「マップ」アプリの進化を待つことにしよう。
この連載が気に入ったら、いいね!しよう
最新情報をお届けします。