マルわかり!Windows 10 Mobileガイド

第22回

Windows 10 Mobileの「Outlook カレンダー」にGmailやOutlookを追加したい

メールサービスごとに同期項目を変更できる

 Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsの他、OSを取り巻く旬の話題などを日替わりで紹介する。

メールサービスごとに同期項目を変更できる

 「Outlook メール」および「Outlook カレンダー」で使用するアカウントは、メールサービスごとに同期内容を変更できることをご存じだろうか。例えばOutlookの場合、Webサービスと同じく“メール”“カレンダー”“アドレス帳”の3つの項目があり、そのうちのどれを同期するか選択できる。

「Outlook メール」を起動し、[…]→[アカウントの管理]と順にタップしてから、確認するアカウントをタップして開き、[メールボックスの同期設定を変更]をタップする
同期設定の画面が開いたら下方向にスクロールして、[同期オプション]を確認できる

 このような仕組みはGmailやiCloudのメールアカウントも同様だ。いずれもスケジュールをWeb上で管理できるため、CardDAVおよびCalDAVプロトコルなどを使用し、サーバーへアクセスしている。

こちらはiCloudの設定内容。Outlookと同じように“メール”“カレンダー”“アドレス帳”の項目が用意されている
Googleも同様だ。ちなみに[受信および送信メールサーバーの情報]をタップすると、使用する各種サーバーが確認できる

 複数のアカウントを登録し、iCloudのカレンダーやアドレス帳は使用しない場合、これらのスイッチをオフに切り替えることで、無用な通信を抑制できる。

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