いまさら聞けない?Windows 10のTips

第24回

「カバーを閉じる=作業終了」とは限らない! ノートPCのディスプレイを閉じてもスリープさせない方法

“カバーを閉じたときの動作”を設定しておこう

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

“カバーを閉じたときの動作”を設定可能

 一般的なノートPCの場合、ディスプレイを閉じるとPCは自動的にスリープする設定になっている。

 ちょっとした移動でスリープと復帰を繰り返すのも面倒だが、本当に困るのは、自分のデスクなどでノートPCに外部ディスプレイを接続しているとき。外部ディスプレイのみで作業をしようと、ノートPCのディスプレイをうっかり閉じると、スリープへと移行し、作業が中断してしまう。

 外部ディスプレイとノートPCのデュアルディスプレイで使うのもひとつの手だが、外部ディスプレイのみで作業したいときは、Windows 10でディスプレイを閉じたときの動作を変更しておこう。

「設定」の[システム]-[電源とスリープ]で[電源の追加設定]をクリック。[電源プランの選択またはカスタマイズ]の画面が表示されたら、左側のメニューから[カバーを閉じたときの動作の選択]をクリック

 標準では、バッテリー駆動時、電源接続時ともに[スリープ状態]が選択されているので、[電源に接続]の[カバーを閉じたときの動作]を[何もしない]に設定しておくといいだろう。こうすれば、デスクの外部ディスプレイに接続するときなど、電源が必ず確保されているときは、ディスプレイを閉じてもスリープに移行しなくなる。