いまさら聞けない?Windows 10のTips

第25回

容量不足の原因を特定したい! ストレージの使用状況をチェックする

「設定」の[ストレージ]画面でデータごとの使用量を表示できる

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

「設定」の[ストレージ]画面を利用する

 写真なのか? 音楽なのか? それともゲームなのか? PCを使い込んでくると次第にストレージにたくさんのデータやアプリが蓄えられ、その結果、PCに搭載されているHDDやSSDの容量が足りなくなってくる場合がある。

 モバイル向けのSSD搭載PCなど、ストレージの換装や外部ストレージの利用が望めない機種の場合、今あるデータを削除することで状況を回避する必要があるが、まずは、どのデータがどれくらい容量を使っているのかを判断することが大切だ。

「設定」の[システム]から[ストレージ]をクリック。確認したいドライブをクリックするとデータの種類ごとの容量が表示される

 そこで活用したいのがストレージ使用量の確認画面。ドライプのプロパティでは、単純に使用済み領域と空き領域の容量しか確認できないが、「設定」の[ストレージ]画面を使うとデータごとの使用量を簡単に確認することができる。

 [アプリとゲーム]、[ピクチャ]、[OneDrive]などそれぞれの項目をクリックすれば、さらにどのアプリがどれくらい容量を占有しているのかが表示されたり、各ドライブをエクスプローラーで開いて実際のファイルを確認することなどができる。

 あまり使わないアプリが無駄に容量を占有している場合もあるので、ストレージの空き容量が不足気味になってきたら、一度、確認しておくといいだろう。