いまさら聞けない?Windows 10のTips

第42回

つなぐ予定がないWi-Fiアクセスポイントの情報は削除で安心

過去に接続したWi-Fiアクセスポイントとの接続方法を管理

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

過去に接続したWi-Fiアクセスポイントとの接続方法を管理

 ホテルや外出先など、いろいろなところでWi-Fiを使う機会も増えてきた。Windows 10では、このように過去に接続したWi-Fiアクセスポイントの情報を“既知のネットワーク”として保管している。

 もちろん、保管したままにしておけば、再び同じエリアを訪れたときに自動的に再接続が可能だ。しかし、利用者が意図せずつながってしまうというのも、あまり好ましくない。

 もしかすると、誰もが知る公共のアクセスポイントのSSIDやパスワードを悪用した偽のアクセスポイントがまったく関係のない場所に設定され、通信内容を傍受するために利用されているかもしれない。

 心配な場合は、“既知のネットワーク”の一覧からアクセスポイントを選択し、プロパティで[範囲内の場合は自動的に接続する]を[オフ]にするか、アクセスポイントそのものを削除しておこう。

[設定]の[ネットワークとインターネット]から[Wi-Fi]を選択。[既知のネットワークの管理]をクリックし、目的のアクセスポイントを選択。[削除]をクリックすると情報を削除できる
自動接続ではなく、手動で接続したい場合は、上記手順で[プロパティ]をクリック後、[範囲内の場合は自動的に接続する]を[オフ]に変更する