いまさら聞けない?Windows 10のTips

第41回

Wi-Fi接続許可の申請で自分のMACアドレスが必要! どこで見ればいいの?

Wi-Fiの[ハードウェアのプロパティ]を確認する

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

Wi-Fiの[ハードウェアのプロパティ]を確認

 ワイヤレスでパソコンをインターネットに接続できる便利なWi-Fiだが、会社などセキュリティ設定がなされた環境では、あらかじめ許可された機器しかWi-Fiに接続できない場合がある。

 接続機器を限定する方法はいくつかあるが、一般的に使われるのはMACアドレスフィルタリングと呼ばれる方法。Wi-Fiアダプタには“00:00:00:00:00:00”のような形式のMACアドレスと呼ばれる値が個別に設定されている。これを利用し、あらかじめ接続を許可する端末のMACアドレスをアクセスポイントに登録することで、それ以外の機器の接続を禁止することができる。

 つまり、MACアドレスフィルタリングが設定された環境では、PCの接続を許可するために、そのPCのMACアドレスを知ることが必要になるわけだ。

 MACアドレスは、Wi-Fi設定画面にあるハードウェアのプロパティ画面から確認できる。0~9とA~Fまでを組み合わせた16進数の値となるので、間違えないようにメモし、それをアクセスポイントに登録しておこう。

「設定」の[ネットワークとインターネット]で[Wi-Fi]を選択後、[ハードウェアのプロパティ]をクリックする