いまさら聞けないWindows 10のTips

第90回

セキュリティの基本はWindows Update! たまには手動でも確認しよう

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

手動でWindows Updateを実行してセキュリティを維持するには

 普段はスマートフォンがメインで、PCは必要なときだけ――。

 そんな人は、たまにはPCを起動してWindows Upadateだけでも実行しておくことをお勧めします。運よく自動的に適用されている場合もありますが、ひどい場合、完了していないWindows Updateの更新がたまりにたまった状況のまま放置されていることもあります。

 標的型攻撃など、最近のセキュリティ被害はWindowsの脆弱性を狙ったものも多く存在しますので、Windows Updateを適用していないことは、過去の脆弱性が放置されていることでもあり、たとえセキュリティ対策ソフトがインストールされていたとしても、極めて危険な状況にあると言えます。

 Windows Updateは基本中の基本なので、PCを使う前、もしくは使った後は、なるべく手動で実行して最新の更新プログラムを適用しておきましょう。

「設定」の[更新とセキュリティ]で[Windows Update]を選択。[更新プログラムのチェック]をクリックして手動で更新を確認する

 なお、Windows Updateが正常に終わらない場合は、正常に機能しなくなった“Windows Update”を修復してくれるMicrosoft公式のツール「Windows Update トラブルシューティング」を試してみることもお勧めします。