いまさら聞けないWindows 10のTips

第114回

“念のため”が大切! ファイルを指定して「Defender」でウイルスチェックする

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

手動でファイルをウイルスチェックするクセをつけよう

 USBメモリを渡されて、そこに保存されたファイルをコピーすることは、日常的によくあることです。

 しかし、そのUSBメモリのデータがウイルスに感染していたら……。そんな不安を解消したいなら、コピーする前に手動でウイルスチェックするクセをつけておくといいでしょう。

 市販のセキュリティ対策ソフトであれば、USBメモリが装着された時点で自動的にウイルスチェックをしてくれる場合もありますが、Windows 10標準の「Windows Defender」はそこまで自動的にチェックしてくれません。

 もちろん、ファイルを開いてメモリに読み込めば、その時点でチェックされますが、開く前にチェックしておくのが理想です。

 外付けHDDやファイルサーバーなどからファイルをコピーする時なども、ちょっと『あやしいな』と感じたら念のため事前にチェックしておくと安心です。

チェックしたいファイルを右クリックして[Windows Defenderでスキャンする]を選択
ウイルスチェックが実行され結果が表示される。[脅威が見つかりました]の部分が[0]となっていればひとまず安心