いまさら聞けないWindows 10のTips

第115回

ハードディスクは大丈夫? たまにはエラーチェックを実行しておこう

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

たまにはやっておきたい、ディスクのエラーチェックの方法

 かつてのPCでは、ハードディスクのエラーチェックを定期的に実行するというのが珍しいことではありませんでした。

 最近では、ハードディスクやSSDの信頼性が向上したおかげで、そこまで神経質にディスクのチェックを実行する必要はなくなってきましたが、それでもたまにファイルが読めなくなったりするエラーが発生することがあります。

 ファイルシステムのエラーであればOSのメンテナンス機能で修復することも可能です。ディスクのプロパティでエラーチェックを実行してみましょう。

 ただし、ドライブが物理的に故障している場合は、OSのエラーチェック機能では修復できません。すみやかにデータをバックアップし、新しいドライブに交換することを検討しましょう。

エクスプローラーで[PC]をクリック後、エラーチェックしたいドライブを右クリックしてプロパティを表示。[ツール]タブにある[エラーチェック]の[チェック]ボタンをクリック。表示された画面で[ドライブのスキャン]をクリックすれば詳細な検査を実行できる