いまさら聞けないWindows 10のTips

第117回

「Edge」で調べもの中に作業が中断されても大丈夫! タブをまとめて保存しよう

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

「Edge」で開いているタブをボタン一発で簡単に保存

 関連するWebページをいくつか表示して、仕事や勉強に必要な情報を調べる――。日常でよくある風景ですが、そんな時に限って作業が邪魔されることも珍しくありません。

 誰かに呼ばれた……、いつの間にか出かける時間になった……、パソコンのバッテリーが切れそう! などなど、その理由はさまざまですが、せっかく見付けたWebページを閉じたはいいものの、なぜか次回そのWebページがなかなか見つからないというのも、また“あるある”かもしれません。

 しかし、Creators Updateを適用したWindows 10なら、そんな心配もなくなります。

 Webブラウザーである「Edge」の機能が強化され、開いているタブをボタン一発で簡単に保存できるようになりました。

 これなら、大量にタブを表示して調べものをしていたとしても、すべてのタブをさっと保存して、再び必要になった時にさっと復元できます。

 タブをまとめてお気に入りに保存(日付のフォルダーに保存)することもできるので、定期的にチェックするWebページをまとめて登録しておいたり、メールやカレンダーなど日常的に使うWebページをまとめて保存しておくのもいいでしょう。

複数のタブを開いた状態で、タブの左側にある[表示中のタブを保存して閉じる]ボタンをクリックすると、タブがまとめて保存される。左端の[保存したタブ]ボタンで、保存しておいたタブをすばやく復元可能