やじうまの杜
「Windows 10 Creators Update」が解禁! さっそくアップデートしてみました
11日のリリースより一足先に「Windows 10 Creators Update」の新機能を体験できる
2017年4月6日 08:06
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
先日予告された通り、米国時間5日(日本時間6日深夜)、アップデートツールを利用した「Windows 10 Creators Update(バージョン1703、ビルド15063)」への手動アップデートが提供開始されました。
一般向けのアップデートは11日から順次開始される予定ですが、それより一足先に「Windows 10 Creators Update」の新しい機能を試すことができます。アップデートの配布が待ちきれない上級ユーザーや、組織への導入に先立ちテストを行いたいユーザーにお勧めです。
――というわけで、さっそく試してみることにしましょう。
アップデートツールのダウンロードと実行
手動アップデートを行うには、「Windows 10 更新アシスタント(Windows 10 Update Assistant)」が必要です。以下のページで[今すぐアップデート]ボタンを押し、ツールをダウンロードしましょう。
ツールを実行すると、更新プログラムのチェックが始まり、最新バージョンへのアップデートが案内されます。
互換性チェックでOKが出れば、「Windows 10 Creators Update」のダウンロードが開始されます。ダウンロード中は、このウィンドウを最小化して他の作業をしていても大丈夫です。
ダウンロードが完了するとカウントダウンが始まり、30分後にOSの再起動が行われます。都合が悪い場合は、画面左下にある[後で再起動する]というリンクをクリックすれば、カウントダウンがキャンセルされます。また、再起動の前にはそれを通知するダイアログが現れ、“勝手に再起動”しないようになっているようです。
なお、ユーザーデータはそのまま保持され、「Windows 10 Creators Update」が気に入らない場合はロールバックすることも可能です。しかし、万が一ということもあり得ますので、念のためバックアップを取っておくことをお勧めします。準備が整ったら、タスクトレイアイコンから「Windows 10 更新アシスタント」へアクセスし、[今すぐ再起動]ボタンを押してインストールを進めましょう。
プライバシー設定の選択
アップデートのインストールにかかる時間は30分ちょっとでしょうか。処理が完了すると、“Windows 10 にようこそ!”と表示されます。[次へ]ボタンを押すと、デバイスのプライバシー設定を行う画面へ進み、位置情報、音声認識データ、Microsoft製品の診断データの送信可否を選択できます。これらの情報はサービスの改善に役立てられるものですが、プライバシーを気にするのであればここで無効化しておくとよいでしょう(初期設定はすべてON)。
続いてパーソナルアシスタント“Cortana(コルタナ)”を利用するかどうかを決め、既定のアプリを選択すれば、セットアップは完了。
ログインすると初回の設定プロセスが開始され、「Windows 10 Creators Update」を利用できるようになります。
“winver”コマンドでOSのバージョンを確認すると、
- バージョン:1703
- OS ビルド:15063.13
となっていました。それでは「Windows 10 Creators Update」を楽しんでください!