やじうまの杜
プレビュー版「Windows 10」で「メイリオ」や「Windows Media Player」が消える?
タダの一時的な不具合なのか、オプションを追加する形になるのか……
2017年10月10日 14:28
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
先日、“Microsoft、次期「Windows 10」の更新をテスト ~17日の正式公開に向けた最終調整か”というタイトルでリリースをお伝えしたPC版「Windows 10 Insider Preview」Build 16299.15ですが、いくつかのトラブルを抱えているようです。
1つ目は、「メイリオ」をはじめとする日本語フォントが削除されてしまうという問題です。Webブラウザーなどの表示が変わってしまって戸惑っているユーザーも見受けられました。
Windows 10 Build 16299.15でChromeのフォント設定が代わったんだけど線が細すぎて読みづらい……pic.twitter.com/aOBBHfkFNT
— アルルーナおじさん(水仙事業団) (@winsvr2008r2)2017年10月6日
これは「設定」アプリの[アプリ]-[アプリと機能]画面にある“オプション機能の管理”リンクをたどり、“日本語補助フォント”を追加インストールすれば解消するそうです。
2つ目は、「Windows Media Player」がなくなってしまうという問題です。これも[オプション機能の管理]画面から追加機能としてインストールすれば利用が可能です。
実は筆者の環境では両方とも再現しなかったのですが(仮想マシンと“Surface 3”で確認)、[オプション機能の管理]画面に「Windows Media Player」が登録されているのは確認できました。この追加オプションは「Windows 10 Creators Update」にもあるようですが、ひょっとすると「Windows 10 Fall Creators Update」では「Windows Media Player」を初期状態ではインストールせず、オプション扱いにするつもりなのかも……とちょっと勘繰りたくもなります(まぁ、タダの不具合のような気もしますが)。
「ペイント」アプリが“ストア”で無償提供されることになったように、馴染み深いWindows標準アプリがオプション化されていく流れは当面続くのでしょうか? どうせならついでに古い「電卓」アプリも“ストア”で公開するか、オプションで追加できるようにしてくれないかな? 古い「電卓」アプリを愛用していたというユーザーは少なくないと思うのですが。