マインクラフト建築!夏休み特別出張版

マインクラフトで『近海向けの小型の帆船』を作ってみよう(前編)

“第5章 世界観を広げる建築”から抜粋した必見テクニック!

窓の杜で抜粋して紹介する内容以外にも、本書『できるマインクラフト建築パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全』では全304ページ、459項目におよぶ解説が掲載されています

 人気ブログ『マインクラフトてんやわんや開拓記』のてんやわんや街長が、必ず役立つ家&街づくり、こだわりの内装のワザを直伝する書籍『できるマインクラフト建築パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全』がおかげさまで大好評いただいております。

 このコーナーは、さらに多くの方に本書の内容を広く知っていただくために、書籍の抜粋を再編集したり、書き下ろした原稿などを夏休みの短期集中連載として、みなさまにお届けします。

近海向けの小型の帆船を作る

近海向けの小型の帆船を作る 【できるマインクラフト建築パーフェクトブック 建築動画】
近海向けの小型の帆船を作る 【できるマインクラフト建築パーフェクトブック 建築動画】

 港を作ったものの留めるのがマインクラフトのボートでは寂しいので、港のサイズに合う船を作りましょう。ここでは小型の帆船を紹介します。どちらかというと1人乗りで近海向けの船です。

【ワザ290】小型帆船の全体図を知ろう

 船の大きさ、とりわけ幅は作る人によってさまざまです。ここで紹介する船は割と実際の船の比率に近いのですが、スリムなので居住空間はさほど取れません。太くすると民家並みの居住空間を取ることは可能ですが、港へ並べることも考えると、細型のほうがよい気がします。

【ワザ291】小型帆船の船底を作る

 船の船底から作っていきます。最初の1ブロックは海底が浅ければそこからブロックを積んでもいいですが、深い場合は海面に浮かべたスイレンの葉に向かってブロックを設置すると便利です。

 最初に水深3ブロックの部分を作ります。もっとも深い部分は幅1ブロック、長さ10です。水深2ブロック目と1ブロック目はひと回りずつ大きくしますが、前部と後部で形が異なるので注意してください。

 水深2ブロック目の中央(水深3ブロックの上)にはマツの原木で船の背骨となるキールを設置します。なお、水中では階段やハーフブロックは空気が残り見た目がよくないので、立方ブロックしか使いません。

【ワザ292】小型帆船の船首を作る

 船を作るうえでもっとも難しいのが船首部分かと思いますが、実は塔の螺旋階段と同様、パターンの組み合わせでそれらしく見せることができます。

 上の図のように、中心の1幅ぶんのイレギュラーを除けば、普通の木材、階段、木材、階段の組み合わせだけで作れます。

 黄色いブロックはあとで錨を配置するので穴を開けておいてください。また、船首以外も、上付けの階段で1段ぶんを囲んでおいてください。

【ワザ293】小型帆船の船尾を作る

 船尾は3ブロックの高さ(海面から4ブロック)に積みます。船尾中央の海面から出た部分は立方ブロックに差し替え、舵を付けます。窓はガラスだと波で割れて危ないので、木のトラップドアやフェンスにします。側壁には階段で模様を作りましょう。

 船の内側には外寸が奥行き3、高さ2.5の部屋を作ります。左側にドアを作りますが、ドアは壁かべの並びではなく、1ブロック手前に設置します。右側には船尾の上に登れるはしごを設置します。中央の操舵輪は、額縁にクモの巣を飾るとそれらしく見えます。

次回予告

 今回の続きとして次回は“マインクラフトで『近海向けの小型の帆船』を作ってみよう(後編)”というテーマで抜粋したワザを紹介します。

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