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強制横スクロールRPG「片道勇者」を原作としたTwitterゲーム「片道勇者オンライン」が開催

『片道勇者TRPG』連動企画。原作の設定を受け継ぎつつもストーリーはオリジナル

「片道勇者プラス」
Webアプリの診断結果をツイートすることでゲームを進めていく

 強制横スクロールRPG「片道勇者」を原作としたTwitter連動型のWebゲーム「片道勇者オンライン」のサービスが15日に開始された。

 「片道勇者」は、RPG制作ツール「WOLF RPGエディター」などの作者として知られるSmokingWOLF氏が2012年に公開したWindows向けのRPG。ローグライクRPGのルールをベースに、トップビューの画面が右方向へ強制スクロールし、左から徐々に世界が闇へ飲まれ崩壊していくという独特の設定が特徴となっている。2014年には要素を追加した有償版の「片道勇者プラス」もリリースされた。

 この「片道勇者」を原作としたテーブルトークRPG『片道勇者TRPG』が、6月18日に(株)KADOKAWAより発売となる。その連動企画として開催されるWebゲームが「片道勇者オンライン」だ。開発はSmokingWOLF氏によるもので、『片道勇者TRPG』著者の齋藤高吉氏(冒険企画局)と、昨年開催されたWebゲーム「グランクレスト大戦」の作者としても知られる重信康氏が監修を務める。

 「片道勇者オンライン」のプレイにはTwitterアカウントが必要。種族とクラスを選んでプレイヤーの分身となるキャラクターを作り、1日1回、Twitterと連携する診断アプリのボタンを押して結果をツイートしつつ冒険を進めていく。西から迫ってくる“闇”に追われながら世界を救うため旅立つといった基本設定は「片道勇者」から受け継ぎつつもストーリーはオリジナルで、「片道勇者」を知らなくても楽しめるという。

 クラスは剣士、理術士など原作に準拠した7つが用意され、診断結果に影響を与える“オプション”と呼ばれる特殊能力がクラスごとに備わっている。また、体力のほかに闇との距離という概念があり0になると闇に呑まれたり、命を落としても“転生”して新たな種族やクラスを選んでやり直せたりといった点は「片道勇者」ならではだ。

 ゲームの目的は闇を止める方法を見つけるためさまざまな大陸を探索するというもので、診断結果を運営側が集計することで大陸の真実が明かされ、追加イベントが発生していく。同じ大陸に居るプレイヤーを支援するというオンラインゲームならではの要素も備わっている。

 なお、「片道勇者オンライン」の開催期間は7月中旬までの予定とのこと。

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