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閲覧コンテンツを“Chromecast”で再生する機能が「Google Chrome」へ標準搭載

従来のように拡張機能を追加しなくても、手軽にコンテンツのキャストが行えるように

公式ブログ“Google Chrome Blog”

 米Google Inc.は29日(現地時間)、公式ブログ“Google Chrome Blog”で、閲覧中のコンテンツを“Chromecast”デバイスで再生(キャスト)する機能を「Google Chrome」へ追加したことを明らかにした。従来のように専用の拡張機能をインストールしなくても、手軽にコンテンツのキャストが行えるようになる。

 “Chromecast”は、TVのHDMI端子へ差し込こんで利用する小型のメディアストリーミングデバイス。Wi-Fiで接続することにより、PCやタブレット、スマートフォンで閲覧しているコンテンツをリビングの大画面TVで楽しめる。

 「Google Chrome」の最新版では、この“Chromecast”への接続が設定メニューの[キャスト]コマンドから簡単に行える。「Google Chrome」を“Chromecast”を接続すると、閲覧中のWebページをTVへキャストできるほか、“YouTube”など“Chromecast”に最適化されたWebサイトならば、動画などのメインコンテンツの部分のみをTVへキャストすることも可能だ。

設定メニューの[キャスト]コマンドから簡単に“Chromecast”への接続が行える
閲覧中のWebページをTVへキャスト
“YouTube”など“Chromecast”に最適化されたWebサイトならば動画などのメインコンテンツの部分だけをTVへキャストすることも

 さらにクラウドサービスへのキャストを有効にすると、“Google ハングアウト”の会話や“Google Cast for Education”に参加しているユーザーとキャストしているコンテンツを共有することもできる。