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「Foxit Reader 9 日本語版」「Foxit PhantomPDF 9 日本語版」が公開

単一のショートカットキーによる各種機能へのアクセスでアクセシビリティを向上

「Foxit Reader 9 日本語版」v9.0.0.29935

 (株)FoxitJapanは15日、高機能PDFリーダー「Foxit Reader」の日本語最新版「Foxit Reader 9 日本語版」を公開した。64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在同社の公式サイトからダウンロード可能。有償のPDF作成・編集ソフト「Foxit PhantomPDF 9 日本語版」の販売も開始されている。

 本バージョンでは、単一のショートカットキーで各種ツールにアクセスできるようになるなどアクセシビリティの向上が図られたほか、キーワードで機能を検索して利用できるツール検索が搭載された。また、“PDF 2.0”仕様に一部準拠するPDF文書の表示がサポートされている。

 なお、本バージョンでは英語版で施された脆弱性の修正も含まれているので注意。旧バージョンを利用しているユーザーは、できるだけ早めにアップデートしたい。

 米Foxit社が公開したセキュリティ情報によると、本バージョンで修正された脆弱性は全部で15件。Windows版の「Foxit Reader」および「Foxit PhantomPDF」のv8.3.2.25013およびそれ以前のバージョンに影響し、リモートから任意のコードを実行されたり、予期せぬクラッシュを引き起こす恐れがあるという。

ソフトウェア情報

「Foxit Reader」Windows向け日本語版
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
9.0.0.29935(17/11/15)