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「Foxit Reader 8.3.2 日本語版」が公開、グローバル版で対策済みの4件の脆弱性を修正

“保護モード”が無効化されているとコマンドインジェクションなどを引き起こす恐れ

「Foxit Reader」v8.3.2.25013

 (株)FoxitJapanは4日、高機能PDFリーダー「Foxit Reader」の日本語最新版「Foxit Reader 8.3.2 日本語版」を公開した。今回のアップデートでは、グローバル版「Foxit Reader 8.3.2」で施された脆弱性の修正が含まれている。

 米Foxit社が公開したセキュリティ情報によると、本バージョンで修正された脆弱性は全部で4件。“保護モード”を有効化せずに利用している場合にコマンドインジェクションや任意のファイル書き込みにつながる恐れのある不具合が修正されているという。これらの脆弱性は、Windows版「Foxit Reader」「Foxit PhantomPDF」のv8.3.1.21155およびそれ以前のバージョンに影響する。

 日本語版「Foxit Reader」は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在同社の公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Foxit Reader」Windows向け日本語版
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.3.2.25013(17/09/04)