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Mojang、プレビュー版「マインクラフト」を発表 ~現行のベータ版は将来的に廃止

リリース版とは独立した扱い。iOSでも新機能のテストが可能に

Mojang、「Minecraft Preview」を発表

 米Microsoft傘下のMojangは1月31日(現地時間)、「Minecraft Preview」を発表した。統合版(Bedrock Edition:PCと家庭用ゲーム機の両方でクロスプレイできるバージョン)のベータプログラムを発展させたもので、iPhone/iPadがベータテストに参加できなかった問題が解消される。

 「Minecraft Preview」(プレビュー版)は通常の統合版(リリース版)とは独立しており、プレイしても互いに影響が出ない仕組みになっている。「Minecraft」をベータ版とリリース版のどちらでプレイするかわざわざ選択する必要がなくなるほか、同じデバイスに通常の統合版と「Minecraft Preview」の両方をインストールして遊べるといったメリットがある。

 ただし、以下の機能は今のところプレビュー版で利用できない。

  • クロスプラットフォームのマルチプレイヤー
  • マーケットプレイス(一部のプラットフォームのみ)
  • Realms/Featured Servers
  • 実績

 プレビュー版はWindows 10/11とiOSを皮切りに、統合版の対応プラットフォームへ順次展開されるとのこと。

  • Windows、Xbox環境:リリース版を所有していれば、プレビュー版が無償で提供される。インストール可能な新しいアイテムとして、ゲーム&アプリのライブラリに自動的に表示されるとのこと。今年後半には「Game Pass」でもプレビュー版を楽しめるようになる
  • iOS環境:Appleが提供しているベータテストの仕組み「TestFlight」を利用して展開される。参加人数には限りがあり、第一弾はすでに締め切られているが、今後も枠が順次拡充される見込み

 なお、ベータ版は最終的にプレビュー版へ置き換えられるが、当面の間は維持される。