GoogleのAIチャット「Bard」が位置情報に対応 ～『近所のお勧めランチは？』に回答可能

GoogleのAIチャット「Bard」が位置情報に対応

　米Googleは6月1日（現地時間）、AIチャットサービス「Bard」のアップデートを発表した。今回のアップデートでは、位置情報に対応。デバイスの正確な位置情報を「Bard」に伝えると、現在地周辺のレストランなど、その地域の情報を回答に織り込んでくれるようになった。

近所のお勧めランチを「Bard」に質問

「Bard」は現在、試験運用中なので、期待した回答が得られないこともある

　位置情報の利用を「Bard」に許可するには、初回訪問時に表示される案内で［正確な位置情報を使用］を選べばよい。「Google Chrome」の場合、アドレスバー左端のアイコンをクリックしてサイト情報パネルにアクセスすれば、位置情報の利用を許可するか、拒否するかをあとから選ぶこともできる。

「Google Chrome」のサイト情報パネル

　そのほかにも、5月23日のアップデートでは回答に「Google」検索から得られた画像をインラインで表示できるようになっている。ただし、これは英語で質問した場合のみだ。