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GoogleのAIチャット「Bard」が日本語に正式対応、順番待ちも解消へ

「Google アカウント」さえあればすぐに利用可能

GoogleのAIチャット「Bard」が日本語に正式対応。Webサイトも日本語化

 GoogleのAIチャットサービス「Bard」が、日本語と韓国語に対応した。米国時間5月10日に開催された「Google I/O 2023」でアナウンスされている。

 「Bard」は、ユーザーが自然言語で与えた指示(プロンプト)に従い、その解答や編集されたコンテンツを提供するAI対話(チャット)サービス。いわゆる「生成AI」(Generative AI)と呼ばれる技術の一つで、同社が数年来研究を進めていた大規模言語モデル(LLM)、とくに「対話アプリケーションのための言語モデル」(Language Model for Dialogue Applications、LaMDA)の軽量で最適化されたバージョンを搭載しているという。4月中旬より日本からも待機リストへ登録できる状態だったが、「Google I/O 2023」に合わせて正式に対応がアナウンスされた格好だ。Webサイトも日本語化されている。

 また、待機リストへの登録なしでも180を超える国と地域で「Bard」が利用可能になったとのこと。「Google アカウント」さえあればすぐに利用できる。執筆時現在の対応言語は英語、日本語、韓国語だけだが、間もなく上位40カ国語がサポートされるという。