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GoogleのAIチャット「Bard」が日本からも待機リストへ登録可能に ~実際に利用することも

日本語へは未対応

Google、「Bard」への登録受け付けを日本でも開始

 GoogleのAIチャットサービス「Bard」が、日本でも利用できるようになったようだ。リリース当初は米国と英国からしか待機リストに登録できなかったが、現在は日本からでも登録が可能。編集部にて、サービスが利用できることも確認している。

 「Bard」は、ユーザーが自然言語で与えた指示(プロンプト)に従い、その解答や編集されたコンテンツを提供するAI対話(チャット)サービス。いわゆる「生成AI」(Generative AI)と呼ばれる技術の一つで、同社が数年来研究を進めていた大規模言語モデル(LLM)、とくに「対話アプリケーションのための言語モデル」(Language Model for Dialogue Applications、LaMDA)の軽量で最適化されたバージョンを搭載しているという。現在、初期実験として一部の顧客を対象に提供されている。

ユーザーが自然言語で与えた指示(プロンプト)に従い、その解答や編集されたコンテンツを提供

 「Bard」はまだ日本語を知らないようで、英語のプロンプトしか受け付けない。ただし、ヘルプページではプログラミングに対応していないとされているが、初歩的なコーディングであれば応答してくれることもあるようだ。

まだ日本語を知らないようだ
初歩的なコーディングであれば応答してくれることもある

 なお、「Bard」を利用するには18歳以上である必要がある。また、待機リストに登録できるアカウントは自分で管理する個人の「Google アカウント」に限られ、保護者に管理されるアカウントや、「Google Workspace」で管理されているアカウントは対象外だ。