iOS/Android、Macで人気を博している日記アプリ「Day One」がWindowsに対応

日記アプリ「Day One」がWindowsに対応

　iOS/Android、Macで人気を博している日記アプリ「Day One」が3月18日（米国時間）、Windowsに対応した。開発元は「WordPress.com」の運営や傘下に「Tumblr」をおさめていることで知られるAutomattic。

　「Day One」は、10年以上にわたって開発が継続されている個人向けのジャーナルアプリ。思いついたときに手軽にメモをとり、お気に入りやタグで整理し、カレンダービューなどを活用してあとで見返せる。日記の継続をサポートする仕組みや、毎日決まったフォーマットで日記をつけられるテンプレート機能なども備える。今回のWindows対応でデスクトップ（Windows/Mac）、モバイル（iOS/Android）、Webの主要プラットフォームをカバーできるようになった。

　本アプリは、基本的に無償で利用可能。ただし作成できるジャーナルは1つだけで、用途に応じて複数を切り替えたりはできない。また、メモの長さに制限はないが、添付できるメディアは写真が1枚だけだ。有償プラン（年払いで月額2.92米ドル）に加入すれば、複数デバイス間での同期、複数のジャーナル、添付メディアの制限解除（写真の枚数、動画、音声など）といった特典が得られる。

記事に字数制限なし。簡単なテキスト装飾も可能だ。無償版は写真1枚まで添付できる

タグで記事を整理

レンダービューなどを活用してあとで見返せる

毎日決まったフォーマットで日記をつけられるテンプレート機能なども

　今回リリースされたWindows版では、以下の機能がサポートされる。

• ローカルファーストのストレージ：データはデバイス上に保存され、高速なアクセスとオフラインアクセスが可能
• エンドツーエンドの暗号化：開発元にもアクセス不能な暗号化
• クロスデバイス同期：Windows、Mac、iOS、Android、Webでデータを同期

　無償プランのクロスデバイス同期は本来1台だけだが、今回のリリースを記念して期間限定でWindowsデバイスは制限にカウントされない。ぜひさまざまなプラットフォームで同期できできる利便性を体験してほしい。今後はAIを搭載したジャーナル機能も予定しているとのことなので期待したい。