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多機能なタスク管理ツール「Wunderlist」にWindows 10向けのプレビュー版が登場

Windows 10にマッチしたデザインに更新、アクセシビリティ関連の機能強化も盛り込む

「Wunderlist Beta」v3.5.3.0

 米Microsoft傘下の6 Wunderkinder GmbHは19日(現地時間)、マルチプラットフォーム対応のタスク管理ツール「Wunderlist」のWindows 10向けプレビュー版を公開した。現在、“Microsoft ストア”から無償でダウンロード可能。

 「Wunderlist」は、家族や友人とタスクリストを共有できるToDoサービス“Wunderlist”の公式クライアントアプリ。共有したメンバーとタスクについて話し合えるコメント機能やプッシュ通知機能などを搭載するのが特長で、Windows/Macなどのデスクトップ端末やWindows Phone/iOS/Androidなどのモバイル端末とリアルタイムでタスクを同期できる。

 Windows向けの「Wunderlist」クライアントは、Windows 8.1/Windows Phone 8.1対応のユニバーサル アプリ版と、Windows 7でも利用できるデスクトップアプリ版がすでにリリースされているが、今回公開されたプレビュー版はWindows 10プラットフォームに対応したユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)アプリとなっており、今後登場予定のWindows 10モバイル端末でも動作する。

 新しいプレビュー版の特長は、ユーザーインターフェイスがWindows 10にフィットしたデザインへ一新されたこと。ToDoが読みやすくなっているだけでなく、背景画像もクリアになっており、好みの壁紙が楽しめる。また、画面左上の“ハンバーガー”ボタン(横三本線のアイコン)をタップすれば、サイドバーをすばやく開閉できる。

“ハンバーガー”ボタンでサイドバーをすばやく開閉
タスクの詳細画面
好みの背景画像を設定

 そのほかにも、キーボード操作への対応改善やハイコントラストテーマへの対応など、アクセシビリティ関連の機能強化も盛り込まれているという。

ソフトウェア情報

「Wunderlist Beta」
【著作権者】
6 Wunderkinder GmbH
【対応OS】
Windows 10(x86、x64)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.5.3.0(15/08/19)

(樽井 秀人)