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カスタムボタン付きの通知などをサポートした「Google Chrome 48」のベータ版が公開
回線の最大帯域幅を取得するAPIや“Google Cast”端末へコンテンツを出力するAPIも
(2015/12/7 16:38)
米Google Inc.は3日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v48.0.2564.23を公開した。「Google Chrome 48」ではカスタムボタン付きの通知や、最大接続速度の検出といった機能がサポートされるという。
「Google Chrome 42」以降の「Google Chrome」では、Webサイトからプッシュ通知を受け取ることが可能だが、本バージョンではその機能が拡張され、通知にカスタムボタンを追加できるようになった。たとえばタスクの期限が近いことを知らせる通知を受け取った際に、タスクの完了をマーキングするといったことが通知ウィンドウだけで行えるようになる。
また、「Google Chrome 48」では開発者が“NetworkInformation.downlinkMax”というAPIを利用できるようになった。このAPIを利用すると、開発者はユーザーが利用している回線の最大帯域幅を取得できるため、ネットワークの品質に応じて配信するコンテンツの品質を変えるといったことが可能となる。
そのほかにも、Android版では“Presentation API”がサポートされる。これはWebページのコンテンツをプロジェクターやテレビなどのセカンドディスプレイへ出力するための標準規格で、“Google Cast”端末を利用したプレゼンテーションに利用できるという。
「Google Chrome」ベータ版はWindows XP/Vista/7/8および64bit版の7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Google Chrome」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8および64bit版の7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 48.0.2564.23(15/12/03)