REVIEW(09/07/29)
外国語ページの一部を翻訳したいときに便利なFirefox拡張「Inline Translator」
“Google 翻訳”のAPIを利用、さまざまな言語を相互に翻訳することが可能
「Inline Translator」は、Web上で範囲選択した文字列をポップアップ表示で翻訳する、「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」v1.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox」v3.5.1で動作を確認した。ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。
外国語のWebページを読みたいとき、その言語の知識が皆無なら、Web翻訳サービスを利用して、Webページを丸ごと翻訳する方法がベストだろう。一方、それなりに知識がある言語のWebページでは、Web翻訳特有の機械臭さがかえって読解の邪魔なることもあるため、意味が不鮮明な部分だけを単語やセンテンス単位でWeb翻訳にかけるほうがよい場合もある。
そんなときに便利な拡張機能「Inline Translator」を導入した「Firefox」では、Webページ上で文字列を選択しただけで、あらかじめ指定した言語への翻訳結果がマウスカーソルの右下に表示される。“Google 翻訳”のAPIを利用しており、英語から日本語への翻訳はもちろん、さまざまな言語を相互に翻訳できる。
ただし標準の設定では、100文字までの文字列を選択したときのみ、翻訳結果が表示されるようになっている。たとえば英語で100文字というと、1つの文にも満たないことが多いので、あらゆる言語を翻訳したいなら、最大文字数を多めに設定しておくとよい。
- 【著作権者】
- Goonoo Kim
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows XPで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.6(09/06/02)