レビュー
クリップボードの内容を閲覧できるビューワーソフト「Clipboard Format Spy」
クリップボードをモニタリングし、格納されているデータフォーマットを一覧表示
(2014/4/23 13:37)
「Clipboard Format Spy」は、クリップボードの内容を閲覧できるビューワーソフト。Windows 2000以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを起動するとクリップボードをモニタリングし、格納されているデータフォーマットを一覧表示することが可能。このリストでは、それぞれのデータフォーマットの16進数コードとその説明、データサイズなどがチェックできる。
たとえばWebページを選択してコピーすると、テキストデータのみを保持する“CF_TEXT”“CF_UNICODETEXT”、HTMLタグや画像込みで格納する“HTML Format”、ロケール(国・地域や言語などの情報)を保持する“CF_LOCALE”などといったデータフォーマットがリストアップされる。同じデータをコピーしても、クリップボードへ格納されるデータフォーマットはアプリケーションによって異なるが、どのアプリケーションからコピーされたかはメイン画面のステータスメニューから確認できる。
さらに、これらのデータフォーマットをポップアップでプレビューすることも可能。16進数のバイナリ表示のほか、テキストや画像、HTML、リッチテキストには専用のビューワーが用意されている。また、おまけ機能としてクリップボードの内容を消去する機能を備える。
ソフトウェア情報
- 「Clipboard Format Spy」
- 【著作権者】
- Peter Johnson 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 4.1.1(14/03/21)