レビュー
デスクトップ全体を暗くしてアクティブウィンドウの視認性を向上させる「Le Dimmer」
デスクトップを暗転させる際の透明度や塗りつぶし画像を指定することも可能
(2014/9/30 14:58)
「Le Dimmer」は、アクティブなウィンドウを視認しやすくするタスクトレイ常駐型ツール。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、アクティブウィンドウ以外のデスクトップ全体を薄暗くすることが可能。アクティブウィンドウが明るく目立つようになるためため、現在フォーカスのあたっているウィンドウを識別するのが容易になる。現在行っている作業へ集中するのにも役立ちそうだ。
起動オプションを指定することである程度挙動をカスタマイズすることが可能で、たとえば“-alpha (数字)”というオプションをつけて起動すれば、デスクトップを暗転させる際の透明度を指定できる。透明度は0から255までが選択可能で、255を指定するとアクティブウィンドウ以外が真っ黒になる(初期値は150)。
また、“-images (画像ファイル)”という起動オプションを利用すれば、デスクトップの暗転に指定した画像ファイルをタイル表示することも可能。指定できる画像の形式はBMP形式のみで、表示の際は設定された透明度に応じて透過処理が施される。
なお、これらの起動オプションは、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから[About]を選択すると現れるダイアログでチェックすることが可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Le Dimmer」
- 【著作権者】
- Lionel Lemarie 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.4