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リソース管理ダンジョンRPG「作葬グレイブキーパー」のアドバンス版がリリース、Enty支援者向けの高難易度バージョン

月額制のクリエイター支援プラットフォームを利用してフリーゲームのアナザーエピソードを配信

「作葬グレイブキーパー アドバンス」

 「積層グレイブローバー」「虚白ノ夢」「被虐のノエル」などの作品で知られるカナヲ氏が代表を務める同人サークル“てりやきトマト”は14日、リソース管理ダンジョンRPG「作葬グレイブキーパー アドバンス」の配信を開始した。本作品は、同サークルが5月に公開したフリーゲーム「作葬グレイブキーパー」のアナザーエピソードという位置付けで、月額制のクリエイター支援プラットフォーム“Enty”にて一定額以上の支援を行ったユーザー向けに提供されている。

 Entyは、クリエイターが月額制のファンクラブを開設し、利用者がその会員となることでクリエイターの活動を支援することができるサービス。支援額に応じた特典を提供する仕組みも備わっており、てりやきトマトのEntyでは月額500円以上の支援により、同サークルが公開する個人制作ゲームの“アドバンスver.”を入手できるプランが用意されている。

 「作葬グレイブキーパー アドバンス」は、このプランにより提供される同サークル初の作品。消費アイテムを主な攻撃手段としてランダムダンジョンを進んでいくという基本的なゲーム内容は「作葬グレイブキーパー」と同様だが、ゲームの難易度が大幅に上昇。主人公も異なり、本編と同じ時間軸を異なる視点から描く外伝的な作品となっている。

 システム面では、敵を倒すと敵ごとに固有の“ソウル”を一定確率でドロップする要素が追加。強力な属性攻撃と引き替えに自分が状態異常にかかるなど、ほとんどのソウルにはメリット・デメリットの両面があり使い所の見極めが重要となる。

 また、最大HPを永続的に消費する代わりに絶大な効果を発揮するスキルが追加されたほか、ダンジョンのギミックも追加。敵を倒す、HPを消費して障害物を壊すといった探索中の行動で“活動値”が上昇し、これに応じて拠点で採取できる素材数が増えるなど、さまざまな追加要素により、リスクとリターンを秤にかけたり、リソースを管理する戦略性がより高まった作品に仕上がっている印象だ。

赤黒い魔法陣を踏むと活動値が上昇する代わりに倒しても何も得られない“追跡者”が4体出現するなど、危険行為とリターンを天秤にかける場面も

ソフトウェア情報

「作葬グレイブキーパー アドバンス」
【著作権者】
てりやきトマト
【対応OS】
Windows
【ソフト種別】
有償支援者(月額500円以上)向けダウンロード配信
【バージョン】
1.00