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「映画 & テレビ」アプリが360度ビデオをサポート。“ながら見”対応のミニモードも

「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」で利用可能に

「映画 & テレビ」v10.17022.10311.0

 米Microsoft Corporationは、Windows 10などに同梱されている「映画 & テレビ」アプリをアップデートした。現在、「ストア」アプリから最新版のv10.17022.10311.0へ無償で更新可能。自動更新機能を有効化している場合は、自動でアップデートされる。

 「映画 & テレビ」は、Windows標準の動画再生アプリ。コレクションに任意の動画を追加して管理・検索・再生できるほか、“ストア”で購入・レンタルした映画やテレビ番組の視聴が行える。今回のアップデートでは検索機能が強化されたほか、映画の予告編の動画から本編を購入またはレンタルする機能が追加された。

 さらに、本バージョンでは「Windows 10 Creators Update(バージョン 1703)」専用の機能もいくつか追加されている。現行版の「Windows 10 Anniversary Update(バージョン 1607)」ではまだ利用できないが、4月11日以降、「Creators Update」へアップグレードすれば利用できるようになる。

 まず、360度ビデオがサポートされ、「映画 & テレビ」アプリで再生できるようになった。マウスをドラッグしたり、タブレットやスマートフォンを傾けることで、好きな方向へ視点を変えながら動画を楽しむことができる。

 また、「Windows 10 Insider Preview」Build 15031で追加された“コンパクトオーバーレイ(Compact Overlay)ウィンドウ”が新たにサポートされた。デスクトップの隅に小さなビデオウィンドウ(ミニ モード)を最前面表示し、他の作業をしながら映画やテレビ番組を楽しめる。

360度ビデオがサポート
デスクトップの隅に小さなビデオウィンドウ(ミニ モード)を最前面表示

ソフトウェア情報

「映画 & テレビ」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 8.1/10、Windows Phone 8/8.1、Windows 10 Mobile
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.17022.10311.0