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LastPass、「Firefox Quantum」対応拡張機能のベータテストを開始

“WebExtensions API”ベースに、ただしバイナリコンポーネント必須の機能は無効

LastPass、「Firefox Quantum」対応拡張機能のベータテストを開始 公式ブログのリリース記事
公式ブログのリリース記事

 パスワード管理サービス“LastPass”を運営する米LogMeIn, Inc.は12日(現地時間)、「Firefox Quantum」(Firefox 57)に対応した公式拡張機能をベータ版として公開した。現在、同社の公式ブログからダウンロード可能。

 来月リリースされる予定の「Firefox Quantum」ではアドオンのアーキテクチャーが刷新され、“WebExtensions API”ベースのアドオンのみがサポートされるようになる。そのため、「LastPass」拡張機能も“WebExtensions API”への移行が進められてきた。

 新しいベータ版拡張機能は同社の公式ブログにてXPI形式で提供されており、ダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップすることで「Firefox」へ追加できる。ただし、既存のv4.1.54から移行する場合はローカルの環境設定がリセットされるので注意。また、“WebExtensions API”ではバイナリコンポーネントとの対話がサポートされていないため、添付ファイルの処理など一部機能が無効になる。