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無料のアニメーションGIFキャプチャー・編集ツール「ScreenToGif」がArm64に対応

途切れない無限ループを簡単に作れる機能も追加

「ScreenToGif」v2.35.2

 デスクトップをキャプチャーしてGIFアニメーションを作成・編集できるツール「ScreenToGif」の最新版v2.35が、12月25日(日本時間)に公開された。本バージョンでは「.NET 6」への移行とプロジェクトの再構築が行われたほか、いくつかの新機能が追加されている。

 1つ目は、Arm64アーキテクチャーがサポートされたことだ。「Surface Pro X」をはじめとするArm64搭載端末(Windows on Arm)で「ScreenToGif」をネイティブ実行できるようになり、パフォーマンスの向上が期待できる。

Arm64アーキテクチャーがサポート

 2つ目は、新しいフレーム操作機能「スムーズループ」(Smooth Loop)だ。これははフレームを解析して似たフレームをつなげることで、GIFアニメーションのループができるだけ自然につながるようにする機能。無限ループするGIFアニメーションをより手軽に、より美しく作りたいときに役立ちそうだ。

途切れない無限ループを簡単に作れる「スムーズループ」(Smooth Loop)

 「ScreenToGif」は「Github」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「Microsoft Public License」(MS-PL)。Windows 7以降で無償で利用可能。執筆時現在の最新版は25日付けでアップデートされたv2.35.2で、細かい不具合が修正されている。

ソフトウェア情報

「ScreenToGif」
【著作権者】
Nicke Manarin 氏
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.35.2(21/12/25)