NEWS(09/11/18 16:04)
多機能な“Twitter”クライアント「sobees lite」v0.4公開、“リスト”機能に対応
新規リストの作成、ユーザーをリストに追加、リスト閲覧用のタブ表示などが可能
スイスのdeskNET SAは17日(現地時間)、多彩なレイアウトで複数の“Twitter”アカウントを一元管理できる多機能クライアント「sobees lite」の最新版となるalpha 0.4.0.0を公開した。今回の主な変更点は、先日公開された“Twitter”の新機能“リスト”に対応したこと。
“リスト”機能とは、Twitterのユーザーを好みのリストに登録して分類できる機能。Web上のユーザーインターフェイスでは、サイドバーからリストを選択するだけで登録されたユーザーのつぶやきのみを抽出して表示できる。また、ほかのユーザーが作成したリストをフォローして、そのつぶやきを購読することも可能。
本ソフト上では、新しいリストを作成したり、リスト内のつぶやきを表示するための専用タブを作成することができる。作成したリストは当初は空で、個別のつぶやきに備わっているコマンドのなかから“Add to list”コマンドを選択して、そのつぶやきの発言主をリストに追加していく仕組み。これに伴い、個別のつぶやきに対するコマンドも大幅に拡張されており、フォローやフォロー解除、ブロック、スパムとして報告といった作業が簡単に行えるようになった。
また、本ソフトは“Twitter”や“FriendFeed”を対象にキーワード検索できる機能を備えているが、今回対応サービスとして“Factery”が追加された。本サービスは、“Twitter”のようなリアルタイム情報の価値を判断する基準となる“FactRank”などのサービスを提供しており、不要な情報・無駄な情報のリンクをクリック前に排除する手助けを行うサービス。本ソフトでは、“Twitter”のタイムラインから“FactRank”の付与された発言だけをフィルタリング表示できるようになっている。
そのほか、URL文字列の隣に全角文字がある場合につぶやきの一部が表示されなくなるといった不具合も修正されていることを編集部にて確認した。
「sobees lite」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には最新版の.NET Frameworkが必要。
- 【著作権者】
- deskNET SA
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- alpha 0.4.0.0(09/11/17)