NEWS(10/07/27 13:16)

5件の脆弱性を修正した「Google Chrome」v5.0.375.125が公開

深刻度“High”の脆弱性を3件含む

 米Google Inc.は26日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv5.0.375.125を公開した。最新版の主な変更点は、5件の脆弱性を修正したこと。

 なかでも、同社の基準で2番目に高い“High”と評価されている深刻な脆弱性は3件で、それぞれ巨大な“Canvas”を扱う際の問題、レンダリング処理におけるメモリ破壊、SVG画像の処理におけるメモリ破壊となっている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.0.375.125(10/07/26)

(柳 英俊)