NEWS(10/08/20 14:44)
“Critical”2件を含む計9件の脆弱性を修正した「Google Chrome」v5.0.375.127
メモリ破壊や強制終了の不具合など
米Google Inc.は19日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv5.0.375.127を公開した。最新版の主な変更点は、9件の脆弱性を修正したこと。同社の基準において4段階中で最高の“Critical”と評価された深刻な脆弱性も2件含まれており、早急なアップデートが推奨される。
“Critical”と評価された2件の脆弱性の内容は、ファイルダイアログでのメモリ破壊、および通知機能の不具合によりソフトの終了時に強制終了が引き起こされるというもの。これらの不具合の発見者には、それぞれ賞金として1,337ドルが贈呈されている。なお、そのほかの脆弱性の内訳は4段階中上から2番目の“High”が6件、3番目の“Medium”が1件となっている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.0.375.127(10/08/19)
お詫びと訂正:記事初出時、脆弱性の内容の記述が一部誤っておりました。お詫びして訂正させていただきます。