NEWS(10/12/06 16:36)
ブックマーク同期サービス“Xmarks”がパスワード管理サービス“LastPass”へ売却
今後は“LastPass.com”と“Xmarks”の有償サービスをバンドルしたライセンスも
Xmarks, Inc.は2日、同社が各種Webブラウザー向けに提供しているブックマークや閲覧履歴の同期サービス“Xmarks”の売却先が米LastPassであることを、公式ブログで明らかにした。
米LastPassは、各種Webサイトの認証情報を管理できるWebサービス“LastPass.com”を運営しており、そのクライアントソフトは“Xmarks”と同様、IE/Firefox/Google Chrome/Safariに対応する。双方とも、あちこちに散らばった情報をクラウドで一元管理できるサービスである点や、さまざまなWebブラウザーに対応する“クロスブラウザー”サービスである点など共通点は多く、相乗効果が期待できる。
同社によると、今後の“Xmarks”は無償版と有償の上位版を組み合わせた“フリーミアム”モデルで提供される予定。これまで公開されてきた無償サービスも引き続き提供される上、年間12米ドルで“Xmarks”の有償サービスを購入することで、iPhoneやAndroidといったモバイル端末との同期機能などを利用できるほか、優先的なサポートを受けることが可能。
また、“LastPass.com”と“Xmarks”の両サービスをモバイル端末で利用したいユーザー向けに、年間20米ドルで両方を利用できるライセンスも販売されるとのこと。“LastPass.com”のプレミアムライセンスは年間12米ドルなので、双方を個別に契約する(年間24米ドル)よりも年間4米ドルを節約することが可能だ。