NEWS(12/03/01 12:19)

次期Windowsの一般向けプレビュー版「Windows 8 Consumer Preview」が無償公開

次世代Windowsの機能を一足早く体験できる

「Windows 8 Consumer Preview」(同社サイトより引用)「Windows 8 Consumer Preview」(同社サイトより引用)

 米Microsoft Corporationは2月29日(現地時間)、次期Windowsの一般ユーザー向けプレビュー版「Windows 8 Consumer Preview」を無償公開した。現在、同社のWebサイトから32bit版および64bit版をダウンロードできる。

 Windows 8は、現行OSであるWindows 7をベースに「Internet Explorer 10」や新しいタッチインターフェイス“Metro”を搭載。そのほかにもさまざまな新機能の追加や既存機能の改善が施されている。“Metro”対応のアプリケーションを入手できる“Windows Store”も利用可能。

 推奨される動作環境は、1GHz以上のCPU、1GBのメモリ(64bit版の場合は2GB)、16GBのディスク空き容量(64bitの場合は20GB)、WDDM 1.0以降に対応するドライバーが用意されたDirectX 9対応のグラフィックカードなど。画面の解像度は1,024×768以上が推奨されており、スナップ機能(スワイプ操作で“Metro”アプリを切り替える機能)を使用するには1,366×768以上が必要となる。そのほか、特定の機能を利用するためにはマルチタッチ対応のモニターなどが必要となる場合がある。

 配布方式は、インストーラーおよびISOイメージとなっており、インストーラーを利用すれば、インストール済みのアプリケーションの互換性チェックが可能。また、USBメモリまたはDVD-Rを利用してインストールメディアを作成することもできる。なお、USBメモリを利用する場合は、最低3GBの空き容量が必要。ファイルサイズは、ISOイメージの場合で約2.3GB(64bit版の場合は約3.1GB)となっている。

USBメモリまたはDVD-Rを利用してインストールメディアを作成USBメモリまたはDVD-Rを利用してインストールメディアを作成

インストーラーを利用すれば、インストール済みのアプリケーションの互換性チェックが可能インストーラーを利用すれば、インストール済みのアプリケーションの互換性チェックが可能

 なお、「Windows 8 Consumer Preview」はあくまでも開発中のプレリリース版として公開されているので注意。仕様が変更される可能性がある上、動作の保証も一切ない。自己責任の範囲で利用してほしい。

(柳 英俊)