NEWS(12/06/26 14:27)

IchiGeki氏、クラウドリモートデスクトップサービス「Murakumo」のβテスター募集

クラウド技術を活用、WebMをベースとした独自の圧縮エンジンを搭載

 リモートデスクトップソフト「TrueRemote」「Brynhildr」の開発者として知られるフリーランスプログラマーIchiGeki氏は26日、“クラウドリモートデスクトップサービス”「Murakumo」のベータテスターの募集を開始した。

 「Murakumo」は、クラウド技術を活用してパソコンのリモート操作を可能にするサービス。インストール不要で利用でき、データを暗号化して画面や音声を転送できるほか、クリップボードやファイルの転送にも対応する。

 映像・音声データの圧縮には、WebMをベースとした独自の圧縮エンジンが使われており、ゲームなどの動きの激しい画面でもスムーズに表示することが可能だという。また、対応プラットフォームはWindows 7となっている。

 ベータテスターの応募は、「Murakumo」の公式サイトに設置されたフォームから行える。テスターの定員は100名となっており、定員に達し次第募集は終了となる。なお、テスターは先着順で決まるのではなく、応募時に入力した内容をもとに選考が行われる仕組み。当選者にはメールで通知が送られる。また応募条件として、これまでに「IgRemote」「ZeroRemote」「TrueRemote」「Brynhildr」「Ortlinde」のいずれかを利用していることが提示されている。

 ベータテスト期間は、当選通知後30日間となっており、テスト期間中はサービスの利用料金は無料となっている。そのほか詳細な内容については、「Murakumo」の公式サイトを参照してほしい。

(加藤 達也)