NEWS(12/08/28 14:50)
ユーザーインターフェイスが刷新。Windows 8へ対応した「VMware Player」v5.0が公開
仮想ハードウェアが改良されマルチタッチによる操作やUSB 3.0が利用可能に
米VMware, Inc.は23日(現地時間)、仮想PCソフト「VMware Player」v5.0を公開した。非営利目的に限り無償で利用可能で、現在Windows向け(32/64bit版)のほか、Linux版が同社のWebサイトからダウンロードできる。
メジャーバージョンアップとなるv5.0では、ユーザーインターフェイスのデザインが刷新。Windows標準に準拠したデザインになり、ツールバーもウィンドウ表示と全画面表示の両方で使いやすくなった。メニュー項目の見直しや新しいデバイスアイコンの追加なども行われている。
また機能面では、「VMware Workstation」v9.0で行われた仮想ハードウェアの改善が盛り込まれた。ホストOS・ゲストOSでともにWindows 8がサポートされ、マルチタッチによる操作やUSB 3.0が利用可能になったほか、グラフィックスの改良なども施された。
加えて、仮想マシンで利用するネットワークアダプターを選択できるようになった。この機能はこれまで「VMware Player」に搭載されていなかったが、本バージョンでは仮想マシンの設定画面から仮想マシンで利用する物理ネットワークアダプターが変更可能だ。
なお、「VMware Player」の実行には64bit CPUが必要。また、64bit OSをゲストOSとして利用する際には、インテル製CPUの場合は仮想化支援機能“VT-x”のサポート、AMD製CPUの場合はロングモードでのセグメントリミットサポートが必要となるので注意してほしい。
- 【著作権者】
- VMware, Inc.
- 【対応OS】
- 32bit版および64bit版Windowsなど
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非営利目的に限る)
- 【バージョン】
- 5.0(12/08/23)