NEWS(12/08/30 19:09)

“Facebook”の設定チェック機能を搭載した「ウイルスバスター クラウド」v6.0

Facebookのプライバシー設定を検証し、確認が必要だと思われる設定項目を通知可能

「ウイルスバスター クラウド」v6.0.1215「ウイルスバスター クラウド」v6.0.1215

 トレンドマイクロ(株)は30日、同社製の統合セキュリティソフト“ウイルスバスター”シリーズの最新版「ウイルスバスター クラウド」v6.0.1215を公開した。最新版の主な変更点は、“Facebook”のプライバシー設定をチェックする“Facebookプライバシー設定チェッカー”機能を搭載したこと。

Facebookの上部に[プライバシー設定をチェックする]ボタンが現れるFacebookの上部に[プライバシー設定をチェックする]ボタンが現れる

 “Facebookプライバシー設定チェッカー”機能では、IEでFacebookを開くとページの上部に[プライバシー設定をチェックする]ボタンが現れる。このボタンを押すとFacebookのプライバシー設定を検証し、確認が必要だと思われる設定項目の件数を表示可能。また、ページの下部から確認が必要な設定項目へアクセスすることもできる。確認が必要な設定項目の右側には“!”マークが表示されており、このマークにマウスカーソルを重ねることで、詳しい説明をポップアップ表示可能。

確認が必要だと思われる設定項目の件数を表示確認が必要だと思われる設定項目の件数を表示

“!”マークから詳しい説明をポップアップ表示“!”マークから詳しい説明をポップアップ表示

“SNSプロテクション”“SNSプロテクション”

 さらに、SNS上に投稿されたURLの危険性を評価してアイコンで表示する“SNSプロテクション”機能が、“Google+”“LinkedIn”“Pinterest”に対応した。また、ペアレンタルコントロール機能で任意ソフトの実行を制限することが可能になった。ソフトの実行を制限する際は時間帯を指定して制限でき、その時間帯が過ぎるとソフトを強制的に終了可能。

任意ソフトの実行を制限任意ソフトの実行を制限

時間帯を指定して制限時間帯を指定して制限

 加えてWindows 8に対応し、Windows 8の新しいユーザーインターフェイス(Metro UI)と従来のデスクトップユーザーインターフェイス双方で、詐欺サイトや不正プログラム配布サイトなどをブロックできるようになった。また、起動時にデジタル署名のあるソフトだけを実行するWindows 8のセキュアブート機能に対応しており、OSが起動する前に不正プログラム対策を実行できる。

 そのほか、画面デザインが変更され、タブを切り替えて各種機能へアクセスできるようになった。また、起動時の画面からFacebookのプライバシー設定ページを開くことも可能になっている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8および64bit版のVista/7/8などに対応するシェアウェアで、30日試用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。価格は、1年間利用可能な“1年版”が同社のダウンロード販売で4,980円(税込み)など。店頭でのパッケージ販売は9月7日から開始される。また、“ウイルスバスター”シリーズのユーザーは無償でバージョンアップ可能。

【著作権者】
トレンドマイクロ(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/Vista x64/7 x64/8 x64など
【ソフト種別】
シェアウェア 年間4,980円(税込み)など
【バージョン】
6.0.1215(12/08/30)

(長谷川 正太郎)