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Apple、12件の脆弱性を修正した「QuickTime」v7.7.4を公開

ファイルを開くだけでアプリケーションの強制終了や、任意コードの実行を招く恐れ

「QuickTime」v7.7.4

 米Apple Inc.は22日(現地時間)、メディアプレイヤー「QuickTime」の最新版v7.7.4を公開した。「QuickTime」はWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8でも動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。

 半年ぶりとなる今回のアップデートでは、12件の脆弱性が修正されている。脆弱性の内容はいずれも、悪意のある細工が施されたファイルを開くだけでアプリケーションを意図せず終了させられたり、任意のコードが実行できてしまうというもので、Windows版にのみ影響する。

 なお、ファイルの保存や編集といった機能を利用するためには、アクティベーションキーを購入して「QuickTime 7 Pro」へアップグレードする必要がある。アクティベーションキーの価格は3,400円(税込み)。

ソフトウェア情報

「QuickTime」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.7.4(13/05/22)

(柳 英俊)