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Adobe、「Flash Player」「AIR」のセキュリティアップデートを実施
深刻度“Critical”の脆弱性を1件修正
(2013/6/12 12:54)
米Adobe Systems Incorporatedは11日(現地時間)、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」に深刻な脆弱性が存在することを明らかにした。現在、脆弱性を修正した最新版が同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-16)によると、今回のアップデートではプラグインのクラッシュとシステムの乗っ取りにつながる恐れのある脆弱性が1件(CVE-2013-3343)修正されているとのこと。
同社は本脆弱性の深刻度を“Critical”(4段階中最高)、更新プログラムの適用優先度をWindows版「Adobe Flash Player」でもっとも高い“1”、Mac OS X版「Adobe Flash Player」で“2”、それ以外は比較的緊急性の低い“3”と判定し、それぞれ以下の最新版へ更新することを推奨している。
- 「Adobe Flash Player 11.7」(Windows):v11.7.700.224
- 「Adobe Flash Player 11.7」(Mac OS X):v11.7.700.225
- 「Adobe Flash Player 11.2」(Linux):v11.2.202.291
- 「Adobe Flash Player 11.1」(Android 3.xおよび2.x):v11.1.111.59
- 「Adobe Flash Player 11.1」(Android 4.x):v11.1.115.63
- 「Adobe AIR 3.7」(Windows):v3.7.0.2090
- 「Adobe AIR 3.7」(Mac OS X):3.7.0.2100
なお、「Internet Explorer 10」に同梱されているプラグインは“Windows Update”を通じて最新版(v11.7.700.224)が提供される。また、「Google Chrome」にも自動アップデート機能を通じて修正版のプラグイン(v11.7.700.225)が提供される。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.7.700.224(13/06/11)
- 「Adobe AIR」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.7.0.2090(13/06/11)