ニュース

Microsoft、管理者向けセキュリティチェックツール「MBSA 2.3」をプレビュー公開

正式版のリリースは2013年秋の予定

「Microsoft Baseline Security Analyzer」v2.3 Preview

 米Microsoft Corporationは8月30日(現地時間)、システム管理者向けのセキュリティチェックツール「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」の次期バージョン「MBSA 2.3」をプレビュー公開した。現在、“Microsoft Connect”から英語版が無償でダウンロードできる。なお、ダウンロードの際はMicrosoftアカウントが必要。

 「MBSA」は、自分が利用している端末のセキュリティ更新プログラムの適用状況をチェックしたり、セキュリティに関する設定ミスを検出するためのツール。ローカルネットワーク内の端末をまとめてチェックすることも可能。

 「MBSA 2.3」では、現行の「MBSA 2.2」で未対応のWindows 8やWindows Server 2012に対応するほか、近秋のリリースが予定されているWindows 8/Windows Server 2012 R2がサポートされる。一方で、すでにサポートが終了しているWindows 2000への対応は「MBSA 2.2」で打ち切られる。

利用中の端末またはネットワーク内の複数端末をスキャンして、セキュリティ更新プログラムの適用状況やセキュリティに関する設定ミスを調査

 なお、正式版のリリースは2013年秋の予定。日本語版も公開されるという。

ソフトウェア情報

「Microsoft Baseline Security Analyzer」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3 Preview(13/08/30)

(柳 英俊)