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Microsoft、管理者向けセキュリティチェックツール「MBSA 2.3」を正式公開

最新OSをサポート、日本語版を含む4カ国語版が用意される

「Microsoft Baseline Security Analyzer」v2.3

 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、システム管理者向けのセキュリティチェックツール「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」のメジャーバージョンアップ版となる「MBSA 2.3」を正式公開した。現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロード可能。

 「MBSA」は、セキュリティ更新プログラムやサービスパックの適用漏れがないかどうかチェックするためのツール。そのほかにも、パスワードやファイル共有、ファイヤーウォールの設定など、セキュリティに関連する設定で脆弱な点を指摘してくれる。単一の端末だけでなく、ローカルネットワーク内の端末をまとめてチェックすることも可能。

更新プログラムの適用漏れや脆弱なセキュリティ関連設定を洗い出す

 最新版となる「MBSA 2.3」では、これまで未対応となっていたWindows 8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2が新たにサポートされた。一方で、Windows 2000のサポートが打ち切られている。また、8月に公開されたプレビュー版では提供されていなかった日本語版が、正式版では提供されている。

ソフトウェア情報

「Microsoft Baseline Security Analyzer」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3(13/11/12)

(柳 英俊)