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Windows ストアとWindows Phone ストアの開発者アカウントが統合、登録料も値下げ

個人開発者ならば年額19米ドルでどちらのアプリも申請可能に

 米Microsoft Corporationは6日(現地時間)、公式ブログ“Windows Phone Developer Blog”で、“Windows ストア”と“Windows Phone ストア”の開発者アカウントを統合したことを明らかにした。

 開発者アカウントが統合されることによる最大のメリットは、Windows PhoneアプリとWindows ストアアプリの両方を申請する場合のコストが低くなることだろう。これまでは“Windows ストア”の登録料と“Windows Phone ストア”の登録料の両方を支払う必要があったが、これからはその必要がなくなる。

 すでに“Windows ストア”に登録済みの開発者は、そのまま“Windows Phone ストア”でもアプリの申請を行うことが可能。ただし、“Windows Phone ストア”に登録済みの開発者は、“Windows ストア”への登録を行う必要がある(追加費用は不要)。すでに“Windows ストア”と“Windows Phone ストア”の両方に登録済みの開発者に対しては、開発者登録が1年間無償になるコードがメールで送られるとのこと。

 また、“Windows ストア”の登録料そのものも値下げされている。新しい料金体系では、個人開発者の場合、年額19米ドル(1,847円)でWindows PhoneアプリとWindows ストアアプリの両方を申請することが可能。なお、企業アカウントの場合は年額99米ドルとなっている。

(柳 英俊)