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上坂すみれが声を担当する“プロ生ちゃん”のシステムボイス第2弾が無償公開

バリエーションがより豊かに、クラウドファンディングで抽選10名にサインも

“プロ生ちゃん”こと“暮井 慧”と、音声を担当した声優・上坂すみれ
音声の収録風景

 IT・開発系のコミュニティ“プログラミング生放送(プロ生)”は28日、同コミュニティのマスコットキャラクター“暮井 慧(くれい けい)”のシステムボイスを無償公開した。昨年8月の公開に続く第2弾となる。

 “プロ生”は、主に“ニコニコ生放送”で活動するIT・開発系のコミュニティ。セッション形式のオフライン勉強会も定期的に開催されており、その内容は“ニコニコ生放送”や“Ustream”で中継されている。ジャンルを絞らずに幅広い話題を取り扱っている上、会場に足を運ばなくても参加できるので、とりあえず“IT勉強会がどのようなものか”を体験したい人にお勧めできる。

 “暮井 慧”はその“プロ生”の公式キャラクターで、愛称は“プロ生ちゃん”。声はアニメ『中二病でも恋がしたい!』の凸守早苗役や、『パパのいうことを聞きなさい!』の小鳥遊空役などで活躍する声優・上坂すみれが担当している。

 今回公開されたシステムボイスの第2弾には、日付や時刻に関連したボイスや、「さすがにもう寝たほうがよくない?」や「傘忘れずにね」といった時間帯や天気、気温に関するボイスが新たに収録。時報メッセージに使えるアドリブボイスや、「いっくよー!」や「はいチーズ!」などの掛け声も含まれており、その総数は前回配布されたものと合わせて400以上にものぼる。これらのボイスはWindowsのシステムボイスとして利用できるほか、非商用で金銭のやり取りを伴わない限り、アプリやゲームへ組み込んで利用することも可能。ボイスを活用したアプリの登場に期待したい。

 ただし、今回から音声の利用に関するガイドラインが変更されている。とくに、音声を利用した作品を公開する際は、事前に利用内容を申請して利用許諾を得る必要があるので注意。また、ガイドラインに違反する行為には厳しい措置がとられる可能性があるとのこと。ガイドラインを遵守した上で楽しんでほしい。

 なお、今回のボイス収録にかかった費用はクラウドファンディングで賄われている。すでに音声の収録は終了しているが、クラウドファンディングはまだ募集が継続しているようだ。最上位の“5,400円コース”を申し込むと、抽選で10名に上坂すみれのサインなどがプレゼントされるとのことなので、プロジェクトに協力したい人はぜひ参加してみてほしい。

(柳 英俊)