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「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」がアップデート、6件の脆弱性を修正
「Adobe Flash Player 11.7」はサポートが終了
(2014/5/14 14:57)
米Adobe Systems Incorporatedは13日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開した。本バージョンでは、CVE番号ベースで6件の脆弱性が修正されている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB14-14)によると、旧バージョンの「Adobe Flash Player」には攻撃者が対象システムを制御できるようになる恐れのある脆弱性が複数含まれているという。深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”と評価されており、同社では更新プログラムの適用優先度を「Adobe Flash Player 13」で“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”、そのほかの製品で“3”と定め、以下の最新版へのアップデートを推奨している。
- 「Adobe Flash Player 13」(WindowsおよびMac OS X):v13.0.0.214
- 「Adobe Flash Player 11.2」(Linux):v11.2.202.359
- 「Adobe AIR」(WindowsおよびMac OS X):v13.0.0.111
「Adobe Flash Player」は、現在同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。「Internet Explorer 10(Windows 8)」「Internet Explorer 11(Windows 8.1)」用の最新版は“Windows Update”を通じて提供される。また、「Google Chrome」用の最新版は同日公開された「Google Chrome」v34.0.1847.137に同梱されている。
なお、これまで“延長サポートリリース(Extended Support Release)”として提供されていた「Adobe Flash Player 11.7」はサポートが終了している。新しい延長サポートリリースとなる「Adobe Flash Player 13」へのアップデートが必要だ。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/Server 2008/7/8および64bit版の7/8/Server 2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 13.0.0.214(14/05/13)
- 「Adobe AIR」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2008/7/8および64bit版を含むVista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 13.0.0.111(14/05/13)