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「Firefox 30」が正式版に。サイドバーボタンやプラグインホワイトリスト機能を追加
7件の脆弱性も修正
(2014/6/11 13:31)
Mozillaは10日、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版「Firefox 30」を正式公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1でも動作を確認した。現在、Mozillaの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。
「Firefox 30」ではマルチメディアフレームワーク「GStreamer 1.0」がサポートされたほか、“ブックマーク”や“履歴”といったサイドバーをワンクリックで開ける[サイドバー]ボタンが利用できるようになった。[サイドバー]ボタンを利用するには、「Firefox」のカスタマイズ画面で[サイドバー]ボタンをツールバーやメニューパネルへドラッグ&ドロップで追加する必要がある。
また、本バージョンからプラグインのホワイトリスト機能が有効化される。これにより、「Adobe Flash Player」をはじめとするホワイトリストに登録済みのプラグインを除き、サードパーティー製のプラグインは原則としてユーザーがクリックして明示的に許可しない限り実行されなくなる。拡張機能はこれまで通り利用可能。
なお、今回のアップデートには脆弱性の修正も含まれているので注意。修正された脆弱性は7件で、深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が5件、2番目に高い“高”が2件となっている。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 30.0(14/06/10)