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Mozilla、「Firefox 31」のベータ版を公開
世代別ガベージコレクションを統合し、パフォーマンスを向上させる
(2014/6/16 13:26)
Mozillaは10日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 31」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。
「Firefox 31」における変更点は、新規タブ画面(about:newtab)に検索ボックスが追加されたことを除けば、世代別ガベージコレクション(Generational GC)の統合をはじめとする内部的なものがメイン。
ガベージコレクションとは、不要になったオブジェクトからメモリを自動で開放する仕組みで、世代別GCはその実装方法の一種。ガベージコレクションは比較的負荷の高い処理だが、オブジェクトを世代別に管理し、入れ替わりの激しい若い世代をガベージコレクションの対象とすることにより、負荷を抑えつつ効率よくメモリを解放できるようになる。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 31.0b1(14/06/10)